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ペレットストーブとは

ペレットストーブは、木の粉を円柱形に固めた「木質ペレット」を燃やして暖をとるストーブです。

本物の炎で暖まる
燃料が木なので、暖炉や薪ストーブのように揺らめく炎や火の粉が舞い上がるのが見えます。
PelleStarはクラシックな薪ストーブのようなデザインなので、家族が集まるリビングルームや、カフェや店舗などにご採用いただいています。
PelleStarの設置写真や動画はこのホームページのほか、PelleStarのインスタグラムPelleStarのFacebookページPelleStarのYouTubeチャンネルなどでもご覧いただけます。

ペレットストーブの使い方
暖炉や薪ストーブの場合、薪を組んで火を入れたり、薪をくべて炎をつなぐのは全て人間が行います。
ペレットストーブの場合、これらの動作はペレットストーブが行います。人間が行うのは運転スイッチを押すこと。運転スイッチを押すと数分で火が点きます。事前にタイマーをセットして自動で点火させることもできます。
火が点くと定期的にペレットを供給して火を繋ぎます。操作パネルで火力(落ちるペレットの量)を調整することにより、お好みの火力に調整します。
ペレットストーブは温風を出すこともできます。この温風は室内の空気を取り込んで温めたものを送風しているので、薪ストーブより速く暖めることができます。この温風の強弱も操作パネルのダイヤルで調整できます。

炎と鋳物の輻射熱で暖める
薪ストーブはストーブ本体や煙突が高温になり、強い輻射熱でお部屋を暖めます。
PelleStarの外装には、薪ストーブと同じように「鋳物」が使われています。この鋳物が温まることで、体の芯から温まる心地よい輻射熱を出します。
PelleStarの燃焼室内には、薪ストーブの燃焼室にも使われている特殊な素材「バーミキュライト」が採用されています。保温性が高く、ペレットが持つエネルギーを効率よく暖房に活かすことができます。

室内の空気を汚さない
24時間換気が義務化されている現代の住宅で薪ストーブを使用すると、薪を焚べるために扉を開けるたび、室内に煤や一酸化炭素が入った煙が流入します。
ペレットストーブの場合、燃料のペレットは燃料タンクから自動で供給されるので、燃焼中に扉を開けることはなく、室内に排気が漏れることもありません。
開放式の石油ストーブの場合、室内に排気するため定期的な換気が必要です。
ペレットストーブの場合、屋外に排出します。温風は室内から取り込んだ空気なので、室内の空気を汚しません。

ペレットストーブの設置方法
薪ストーブの場合、燃焼に必要な空気の流れは、温かい空気が自然に上昇する「ドラフト効果(煙突効果)」で行います。外気などで煙突が冷えるとドラフトが生まれないので、断熱材が充填された断熱二重煙突を用います。また、十分なドラフトが生み、強風の影響を受けないように、煙突の出口は屋根より上に設けます。また、本体が高温になるので、壁にはレンガなどの耐熱施工を施します。
ペレットストーブの場合、燃焼に必要な空気の流れはストーブ本体に内蔵する排気ファンで行うため、薪ストーブのような長い煙突は不要です。排気口からの火の粉を防ぐため、通常1.5〜2mほど立ち上げます。壁を抜けて屋外で立ち上げてに排気するか、壁を抜けて屋外で立ち上げてから排気します。
本体後部には燃料タンクがあるため高温にはなりません。薪ストーブのような耐熱施工は不要です。
詳しくはPelleStarの設置基準をご覧ください。

屋外の空気も汚さない
薪ストーブの場合、よく乾いていない薪を燃やすと、排気中の煤が多くなったり、煙や臭いで近隣にご迷惑をかける可能性があります。
ペレットストーブの場合、燃料のペレット自体がよく乾いているため、煙は少なく、匂いもほとんどしません。
※品質規格を満たしたペレット燃料を使用することを前提としています。

安全性が高い
ペレットストーブは様々なセンサーで温度や空気の流れを監視しています。本体の温度が高くなる温風を最大にして温度を下げたり、燃焼不良や地震の揺れなどを感知すると、ペレットの供給を止め、安全に停止させます。

環境にやさしい
石炭や灯油、ガスなどの化石燃料を燃焼させると、地球温暖化の原因となる大気中のCO2を増やします。ペレットストーブも燃焼するとCO2を排出しますが、そのCO2はペレットの原料となる木が成長した際に光合成により吸収されたものなので、大気中のCO2を増やしません。
そのため、ペレットストーブの設置に補助金を出している自治体ところもあります。

ペレットストーブの仕組み
これらの動作を可能にするため、ペレットストーブの内部には様々な部品が組み込まれています。ペレットを供給するスクリューやモーター、自動点火時にペレットを加熱する点火ヒーター、点火や燃焼に必要な空気の流れを生み出したり、室内から取り込んだ空気を熱交換して室内に送風するファン、正常に燃焼していることを監視するセンサ、これらをコントロールする基板や操作パネルなどです。
ペレットストーブを正常に動作させるためには、これらひとつひとつの部品の品質、精度が求められます。
PelleStarは、様々な精密部品や装置の設計、製造を行なっている岐阜県の豊実精工で製造されています。
豊実精工の精密機械加工 豊実精工の機械設計

暖かさを体感したい方へ
PelleStarの暖かさをご体感いただきたい方は、お近くのPelleStarの販売店にお問い合わせください。
設置やメンテナンスなどで担当者が不在な場合もございますので、見学をご希望の方は事前にご連絡ください。
販売店のほか、PelleStarが設置されている飲食店さんでもPelleStar実機をご覧いただけます。
シーズン中は実際に使用されているので、ぜひPelleStarの炎や暖かさをご体感ください。

設置を検討される方へ
PelleStarの設置にはペレットストーブ、ペレット燃料、建築など専門の知識や技術が必要です。
このホームページで紹介されているPelleStarの販売店にご相談ください。

その他、ご不明な点につきましては、問い合わせフォームからお問い合わせください。

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